将棋はじめました。

2015年10月開始。現在の棋力はアマ二段。

谷川浩司全集Ⅰ読了+最近読んだ本とか

谷川浩司全集Ⅰ読み終わりました(並べ終わりました)。

 

 

かなり長い時間並べていたかも。

3~4カ月ぐらい?

谷川先生のデビューから21歳で名人を奪取するまでの棋譜が収録されています。

314局収録、自戦記は21局です。

おススメではありますが、8000円もします。ひえー。

 

次はこれ。

 

これも8000円します。ひえー。

こういうのノールックで買っちゃうから金ないんだな。

 

最近読み直した本

 

常識破りの新戦法 矢倉左美濃急戦 基本編 (マイナビ将棋BOOKS)
 

 

今読んでいる本 

規格外の新戦法 矢倉左美濃急戦 最新編 (マイナビ将棋BOOKS)

規格外の新戦法 矢倉左美濃急戦 最新編 (マイナビ将棋BOOKS)

 

 これはPCに棋譜入力しながら読んでる。

 

 

四間飛車の急所〈1〉 (最強将棋21)

四間飛車の急所〈1〉 (最強将棋21)

 

 

道場で振り飛車覚えなきゃいけないということに気づいて読んでる本。

でも振り飛車の指し方を勉強する本というより、四間飛車の歴史書みたいな位置づけでこれを読んで四間飛車を指すというのとはちょっと違う。

面白いので良いのですけど。これはお風呂の中で読んでる。 

 

 

詰将棋の鉄人 (マイナビ将棋文庫)

詰将棋の鉄人 (マイナビ将棋文庫)

 

 13手詰めぐらいになると「わかんない、わかんない」ってなって諦めがち。

最近は棋譜並べメインで詰将棋はあまりやらなくなりました。

 

 

一問一答で身につく 現代将棋の基本手筋432 (マイナビ将棋文庫)
 

 たぶんすぐに棋力を上げたいなら次の一手、手筋と書かれた問題集をテンポよくやるのがいいと思います。

分からなかったら、すぐ答えを見るのでもいいと思います。

最近出始めた、基本手筋432問シリーズはかなりおススメです。

 

 

【感想戦】対中飛車

エストから。

本当は24やりたいけどあんまりマッチしないので。

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相手は角道を止めるタイプの中飛車で旧式中飛車と自分では呼んでいる。

このタイプの中飛車穴熊に苦労してプロ間で消滅したと、渡辺明先生の本で読んだ気がするが、早めに端を突いたことを考慮して左美濃で戦うことにした。

上図局面はすでに先手+500ぐらいで、ここから▲7七銀~▲6六銀と出るのが有力らしい。

たしか先手中飛車対策として△4四銀型がいいのではないかと言われているそうですね。へー。

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3筋から1歩交換してから、いろいろ折衝があって多少悪くした部分もあるものの、互角に進んで上図は相当悪いのではないかと思っていた。

というのも自分はこんなに飛車を狭く使う将棋を指さないので、悲観していた。

石田流とか得意な人はこういうのも平気なんだろうなー。

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どこかで▲2四歩が入るんじゃないかと思って迎えた上図は、▲2四歩のチャンスだった。▲2四歩から

①△3六歩▲2三歩成△3五金▲3二と△4六金△2四飛

②△同金▲2五銀△同金▲同桂

③△同歩▲4四歩△同角▲4五銀

いずれも先手有利。

でも上図で▲2四歩は相当強くないとさせないですよね。

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相手にミスが出て優勢で迎えた上図は時間に追われて、銀を逃げてしまったのが悪手。

ここでは▲6三桂成と強く指して、優勢を維持できた。

角が成られて怖いものの▲7七角と馬を消す順もあるし、強く踏み込みたかった。

ここからおかしくなって泥仕合になったけど、最後はなんとか勝ち。

時間に救われた形になってしまった。

中盤は悲観しながらもうまく指せていただけに、終盤が残念。

 

【感想戦】対角交換振り飛車

24から。

後手が自分。

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変則的な角交換振り飛車の出だし。

これって意味は△4五角防ぎって事?

△4五角が嫌なら普通の角交換四間飛車にすればいいのに、というのは野暮なんでしょうか。

このあたりの振り飛車の狙いはよくわかりません。

 

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指し方がよくわからず上図。

早めに△6三金型を作ります。

△6三銀型との違いは?と聞かれても、よくわかりません。

なんとなく△6三金型が流行っているらしいと聞いて、やっているだけです。

上図の進行中、怪しい所もあったけど、何とか作戦負けにはならなかった。

後手+120ぐらい。

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相手のミスに乗じて優勢になって上図は後手+1000以上。

ここで△7九飛が攻防でした。

本譜はすべて清算して、△4八金で手番が握れるのでわかりやすくなるかと思いましたが、▲6四馬が飛車に当たって手番を逆に握られてしまうんですね。

すべて清算した段階では互角に戻っています。

 

結果は勝ちましたが、受けるときはとことん受けたほうがいいですね。

やっぱり受けに課題がありそうです。

横歩取り対青野流

24から。

青野流が横歩取りの決定版になりそうで、プロ間で横歩取りの将棋が減っているそうです。

プロで流行ればアマでも流行るのは必然で、横歩取りの持久戦(?)は体感で6割ぐらい青野流になると感じています。

自分も青野流をやりますが、今日は後手番で青野流を受ける側。

 

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上図が課題局面。

後手番で指すと大体この形になる。

青野流を指すといっても、指し始めたのは最近で定跡はほとんど知らない。

なので、感想戦を書くことで定跡を覚えていくことにする。

上図からは△8八角成を受けなければいけないので、

①▲7七角

②▲7七桂

③▲8四飛

が候補手。

上記の順で指される方が多い印象。

今日は②▲7七桂。

 

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いつも上図のようにやっている。

後手も桂馬を跳ねて▲7七桂に対抗している意味。

これは先手+150くらい。

極端に悪いわけではないけど、少し形勢を損ねているらしい。ふーん。

 

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定跡は△5五角。

▲2八歩を打たせる+▲3七桂を飛ばせない意味がある。

できれば▲2八歩は打ちたくないので▲2二歩が手筋。

△同角と取らせてから▲3七桂と跳ねられる。

 

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上図から△7二金~△6八銀として一局。

この後の分岐は多すぎて追いきれないので、次同じ局面が出たら△5五角を指してみて、相手が何をやってくるかで判断しよう。

 

角換わり腰掛銀

24より。

角換わり腰掛銀で相手があまり見ない手を指してきて、序盤から優勢に。

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飛車が変な位置にいるが、端を食い破って攻めの調子はいい。

時間に追われて飛車筋を通したく▲3三歩としたのがお手伝い。

ここは▲2一と金で先手優勢+1000越え。

もちろん桂馬を取る手はと金を作ったときから思ってはいるものの、▲1一香成のあとどうするか。

ここでは▲1七角と抜群に味の良い手があった。

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玉が端に行った関係で△同馬に王手で▲同飛と取れる。

馬が逃げれば銀がタダ取り。

馬が消えれば後手の主張がなくなって必勝形。

こんないい手があったんですね。

「玉は端に寄せろ」

「浮きゴマに注意しろ」

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終盤は飛車を切って銀をひっかけた局面。

勝負になっているかなと思ったのですが、これは後手良し+600ぐらい。

 

飛車を切っているものの、玉が5筋方面に逃げれば金を取れるから勝負になると思ったのですが、

自分の4筋の金も浮いているではないですか・・・。

指している途中で気づいたのですが、こういうのを見落としているのがぬるいですね。

結果は相手が逃げ間違ってくれて勝ち。

「浮きゴマに注意しろ」

居飛車力戦

将棋クエストから。

久々見た局面。

手筋をすっかり忘れている。

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現局面は先手優勢。

次の一手は?

 

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▲2一飛成が正着。

一見先手ピンチのようだが、△8八角成▲同金△同飛成に▲3三角が王手龍でゲームセット。

だから上図では△8八飛成から突っ込むことになる。

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そこで▲8二歩が手筋。

馬銀取りにはできないので桂馬+と金は確約でこれは先手優勢。

上図の変化は初級者が初めに習うような手筋だが、すっかり忘れていて▲7七角とお日和。

ちなみに▲7七角では後手+400ぐらいなので悪手です。

結果は勝ち。

 

対一手損角換わり(右四間飛車)

24より。

下図が飽和点。

▲2五歩、▲4五歩の形はやりたくなかったけど、△6四角も嫌だしほかに指す手がわからなかったので仕方なしにやる。(評価値は+150ぐらい)

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ここで相手が△4四歩と動いてきた。

後手も指す手が難しいと思っていた?

でも流石によくできると思った。

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この局面で形勢判断。

角と銀の交換は必至だが、先手の玉頭に歩が伸びるの楽しみ。

ただ角を渡してしまうのでちゃんと攻め切らないとあっという間に負けそう。

ここの評価値は先手+850で大分いい。

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上図がひどい手でなんとなくで指してしまった。

そもそもこの桂馬は取れる桂馬ではない(△8五桂と跳べるので)のにこういう手はやったらダメ。

正着は▲5五銀打ちで△同銀なら▲同銀で銀が前進するので得だし、4筋の守りも薄くなる。△6三銀と引いてくれれば▲3五歩から桂頭を狙って十分。

勝ったけど反省点がはっきり出た将棋でした。