将棋はじめました。

2015年10月開始。現在の棋力はアマ二段。

【終局図】十段戦 米長邦雄ー谷川浩司戦

1987年6月6日 十段戦リーグ 米長邦雄九段vs谷川浩司九段

前記事の絶妙手から以下、谷川九段の投了図。

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持ち駒が豊富とは言え、何も手掛かりがないところから▲7九銀で後手玉は詰んでいる。

自分は全く詰ませる気がしない。

以下正解手順。

 

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【正解】

△同玉▲8三桂△8二玉▲7一銀△8三玉▲8二金△同馬▲7四角
△7二玉▲8二銀成△同玉▲8三香△7二玉▲8一角△6一玉▲6二歩
△同玉▲5二飛△7三玉▲6三角引成まで。

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【妙手】十段戦リーグ 米長邦雄-谷川浩司戦

1987年6月6日 第26期十段戦リーグ 米長邦雄九段vs谷川浩司九段

 

相掛り塚田スペシャルから最終盤。

先手の米長九段の▲6四飛打が絶妙手。

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△2七歩▲1七玉△2六銀▲同玉△4四馬の詰めろを受けながら、

△同龍は▲6二金からばらして、▲6三歩以下後手玉が詰む。

以下は米長九段が寄せて勝ち。

三間飛車勉強中①

三間飛車勉強中。

今日覚えたことをメモ。

 

三間飛車穴熊を目指す過程で

 ・居飛車側が漫然と駒組する場合、▲4六銀~▲3五歩~▲3八飛を狙う。

  ⇒そのため左金は▲5九金~くっつけていく(▲5八金としない)

 

 ・急戦に対しては▲5八金~▲8八飛型を作る。

【終局図】王座戦 加藤ー谷川戦

1987年4月30日王座戦本戦 加藤一二三九段vs谷川浩司九段戦

横歩取り△2三歩型から下記は終局図。

先手の加藤九段の投了となったが、ちゃんと詰ませられる?

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ちなみに自分は

▲7七玉△8八角▲7六玉△8七角成▲同玉△8六金で詰むかと思ったけど、

そこから▲8八玉なら詰むが、▲7八玉で詰まないことに気づいて、自分の終盤力を嘆きました。以下解答。

 

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【解答】

▲7七玉△8八角▲7六玉△6四桂▲6五玉△8七角成▲7六桂打△同馬▲6四玉△6三歩▲同銀成△同銀右まで。

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【実戦詰将棋】最後のチャンス

角換わり腰掛銀の対局から。

先手が自分で、下図は最後のチャンス。

ここで自分は読み切れず▲8六銀と受けたが、△3八飛とおろされて敗戦。

下図は後手玉が詰んでいる。

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【解答】

▲3三桂成△同玉▲3四歩△同玉▲3五歩△同飛▲同金△4三玉▲3四銀打△5二玉▲4四桂打△6二玉▲6三歩△7三玉▲7四飛まで 

 

非常に単純な並べ詰みだが、一瞬とっかかりがなくなるので、読めなかった。

24で二段昇段をかけた一局だっただけに無念。

【感想戦】対四間飛車

24から。

振り飛車には最近elmo囲いを採用している。

勝率は5割くらいで、あんまり指し慣れていないけど積極採用。

多分定跡とか探せばそれなりにあると思うけど、全然知らない。

後手が自分。

 

http://shogipic.jp/v/QeE.png

 

仕掛けのタイミングはここ。

△7五歩が正着。

本譜は△7三桂~△8四飛をいれてから△7五歩とした。

悪くはないと思うが手詰まりになってので、よくなかった。

結果的に中盤戦のジリジリした展開を互角の捌き愛にしてしまい、振り飛車の理想形になった。

先手勝勢の終盤をなんとか潜り抜け、上図は後手勝勢。

対局中も勝ちがあると思って指していたけど、上図で間違えた。

上図はもちろん△同金▲同成桂△同玉を読むが、▲2三金打△4一玉▲2一飛の時に合い駒に金駒を使うのを恐れてしまった。

振り返ってみると△4一玉では△3一玉で詰まないし、仮に▲2一飛とされても△3一桂とできるので後手勝勢。

上図に至るまでの過程で△3二銀はあり、△5六桂としてから上図を迎えたため、勝手に△3一桂はできないと思い込んでしまった。

仮に△3一銀の合い駒でも詰まないので後手勝勢は揺るがないが、「△3一桂ができないと危険」と勝手に読んでしまった。ひどいもんです。

 

本譜は上図から△5二玉と逃げてしまい、指してからあっ。

▲5五飛の王手桂取りでEND。

中盤もひどかったけど、終盤もひどい将棋でした。

 

【感想戦】対玉頭銀

久しぶりに24。

貧乏なのでウォーズの課金をやめて、しばらく無料のアプリで遊ぶ。

 

対玉頭銀。

本局は形勢判断がすこぶる悪い。

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上図は後手優勢。

しかし対局中はなぜか自分がやれると思い込んでいた。

駒割りは桂損なのでよほどの清算がないと自信が持てないはずなのに。

相手の美濃囲いが崩壊しているように見えるけど、5一歩がとにかく堅い。

この後も後手の受けに四苦八苦することになる。

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相手の受けに苦しんでとうとう出てしまった敗着級の大悪手。

本譜は△8七香成だったから助かったが(自分もそれしか読んでないかった)、馬で突っ込まれたら死んでた。

△8七馬▲6八玉△8八飛▲5九玉に△6九馬が利く。

▲同玉なら△8九飛成が一間龍だし、逃げても一手一手。

こんな簡単な筋を見逃すなんて・・・。

最近あまり将棋やっていないところが出てますね。

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泥沼化した局面は先手玉はいつ仕留められても仕方ない状況に。

こんなはずじゃなかったんだけど・・・。

局面は後手勝勢でここで必殺の一手が△4二馬!

▲同とは先手の攻めが遅すぎて勝負にならないし、▲6二とと飛車を取るのも次の△8六馬が激痛。

はー相手の良い手ばかりみつかりますね。。。

 

最後はなんとか勝ってよかったけど、すごい弱くなっていると実感。

以前のように激トレーニングできる時間と気力があればよいのですが・・・。