将棋はじめました。

2015年10月開始。現在の棋力はアマ二段。

最近読んだ本など

以前は将棋強くなることを目標にトレーニングに励んでいたわけですが、

現在は完全に楽しむほうにシフトしています。

毎日解いていた詰将棋もやらなくなり、棋譜並べが中心になりました。

棋力はやはり少し落ちていて、まあそれは仕方ない。

最近読んだ本です。

 

史上最速の攻撃戦法 極限早繰り銀 (マイナビ将棋BOOKS)
 

 早繰り銀あまりやらないですが、相手が雁木模様で△3三角型にしている場合にやるぐらい。下手なので成功率は低い。

 

角交換振り飛車は出会った当初は天敵でしたが、現在は互角ぐらい。

手っ取り早く対策を用意したい人はyoutubeで勉強するとよいです。

 

 棋譜集。

21世紀編とうたっていますがなぜか2016年の棋譜が多い。

 

 

以下は読み終わってないけど、棋譜並べで使っている本。

 

結構前から並べてるけど全然終わる気配がない。

1年間で70局ぐらい指していてすごいボリュームです。

平日は0~2局。休日は最低4局並べてます。

 

 

平成29年版 将棋年鑑 2017

平成29年版 将棋年鑑 2017

 

 大分前に買って本棚で眠っていたのを引っ張り出してきました。

1980年代の棋譜ばかり並べていると出会えない戦型もあるので、最新形も並べようと。

ただ2016年~2017年の棋譜も今並べてみると、少し古い感じもします。

これは戦法の賞味期限が短くなっているということですね。

 

 

 

【次の一手】第43期名人戦 谷川名人vs中原王将

▲谷川名人△中原王将。

局面は後手優勢。

後手に強烈な次の一手がある。

次の一手は?

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第43期名人戦第3局 谷川名人vs中原王将

 

 

 

 

 

正解は△7五銀。

▲同歩は△8六飛が十字飛車。

▲同金は△6六角が王手飛車。

 

実際の進行は上図から▲5七銀△8六銀▲8七歩△7七歩▲同桂△8七銀成▲同金△8六歩。後手中原王将が快勝。

実戦詰将棋

全てにおいて忙しすぎて、ほとんど将棋の勉強ができていません。

棋力も下降線を辿っていて、実感できるほどに。

やはり観る将が一番なのか?

 

自分の実戦から詰将棋

15手詰めですが、初手一択なので簡単です。

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【感想戦】横歩取り青野流

風邪ひいたり仕事したりドラクエしたりで、将棋してませんでした。

久しぶりの将棋は先手で青野流。

 

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上図みたいにがっしり固められると、さすがに攻めるのは大変なので、

▲3八銀~▲3五飛とかゆっくりした展開にするべき。

本譜はどこか隙はないか・・・とずっと探ってしまったために時間が無くなってしまいました。

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すぐ死にそうな▲4五桂が生きる展開になってラッキーな上図。

ここで決め手は▲3四桂。

見れ見るほど普通の手だが、この決め手を華麗にスルー。

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決め手を逃したせいで、こんな際どい局面に。

相手に角をプレゼントし、その代わり手番を握ってどうかというのが上図。

しかしここで△6四飛の一手と思っていたが、△同飛がありました。

▲同歩で王手飛車がかかってる。

上図は互角の形勢。

しかし飛車を逃げてくれたのでそのまま押し切って勝ち。

全く手が見えていないのでやばい弱くなってる。

 

【感想戦】横歩取り△8四飛型

エストから。

後手番で横歩取り

普通の△8四飛型へ。

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上図は▲7五歩を咎められないかと思い、元気よく行きましたが無理筋です。

狙いは▲同歩△1八歩▲同香△5四角。

しかしその瞬間▲2三歩があります。

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飛車道を自ら止めているため、この露骨な攻めが受かりません。

銀をよけると▲2三角が激痛。

ということで△2三銀と上がっている場合は飛車の横利きを止めないように注意。

 

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飛車交換になり角を打ち込んだのは、やりすぎで自然に△2四飛成で優勢でした。

本譜も悪いわけではないですが明らかにやりすぎ。

このとき▲3九金ばかり読んでいて、本譜の▲4六歩をうっかり。

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終盤戦は上図でギリギリだと思ってましたが、この局面は先手優勢。

結局玉は捕まえられませんでしたが、時間切れで勝ちというしょっぱい内容。

 

何が悪いかよくわからない将棋で、

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中盤の上図から△2八龍とすれば有利だったらしい。

やはり龍が入れば相手の角の動きを制限できるのが大きかったようです。

 

 

【感想戦】角換わり腰掛銀

24から。

最近は早指しばかりで・・・。

15分+30秒将棋もやりたいけど、相手がいない。

やはり長めの将棋をやるなら道場行くしかないのかなー。

 

今日は角換わり腰掛銀の後手番。

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形とばかりに飛車を回ったけど、これは悪手。

この形は▲4八金+▲2九飛型だから成立するのですね。

上図の形だと△同飛と取ったときに金に当たらないと▲5一角の切り返しがあり、後手は収拾困難になる。覚えましょう。

飛車は回らずに△6五歩が正着。

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後手が優勢になった局面。

ここで先手の右金が離れ駒になっているのが、大きい。

本譜もこの金が狙われるが、ここで△6九角が鋭手。

△6九角は手筋でもし取られる心配がないなら、ここに角を置いておくのはいいとは知っているが、逆に角を狙われる展開になればひどいので、難しい。

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上図が決断の局面。

後手が相当良く、ここで馬を逃げても良い。

だけど一気に決められそうなときは一気に決めたい。

上図からの読み筋は△同馬▲同玉△6九角▲7八銀△8六飛▲同玉△7八角成で寄り。

本譜もその通りに進み、最善だった模様。やったぜ。

相手のミスに乗じたとはいえ、最後は鮮やかに寄せが決まって満足。

良い一日でした。