最近読んだ棋書とか取り組みとか
ブログ更新は久しぶりです。
まあ特に変化もないので更新することもないんですが…。
twitterには書きましたが、ウォーズで三段になってしまいまして。
そんなに実力ないのになー。
ただ最近、二段はともかく初段には絶対に負けちゃだめだなという意識になってきました。
最近、読んだ本やらどのように将棋に取り組んでいるのかだけ、書いておこう。
■詰将棋
仕事辞めてから通勤がなくなり詰将棋解いていなかったのですが、最近再開しました。
上記が新しめの本で3手詰め~13手詰めぐらいまであるのかな?
1日30問ぐらい解いています。
今は手数が短いからこれぐらい解けますが、長くなると多分1日5問~10問ぐらいになると思われます。
■棋譜並べ
谷川先生の棋譜を並べてます。
1日2~4局ぐらい。
上記本で現在80局ぐらい並べ終わりました。
上記本は300局以上収録されているので、読了はまだ先ですね。
あと必ず谷川先生のほうを持って並べるようにしています。
後手番の時、並べるの大変かと思いましたが、結構並べられます。
まだやったことない人はやってみるといいと思います。
■定跡
棋書を少しずつ。
PCに並べながら進めています。
最近読み終わった本は以下。
■それ以外
以下を読みました。
将棋世界は毎号買っていますが、読むのサボっていたため最新号に追いついていません。3号ぐらい溜まっている?
今読んでいるのは4月号。
■実戦
1日2局~3局ぐらい。
前記事にも書きましたが、負けるとイラついて振り返りをしていなかったので、そういうことがないように、10切れ以上の対局なら必ず振り返るように心がけています。
ウォーズ、クエスト、24当たりで指しています。
最近、転職が決まってまた働き始めるので、将棋の練習量は減ると思います。
通勤が発生するから詰将棋はいつも以上に解くかもです。
【居角左美濃】終盤凡ミス
将棋クエスト10切れ。
居角左美濃対矢倉で局面は終盤。
後手番が自分で盤面は反転させてません。
ここで日和って△3三金がダメで、正着は△8四角。
玉頭の銀は金で守らているし、脅威はやはり飛車のほうです。
だから飛車の動きを封じながら王手できる△8四角は当たり前ながら、見落としていました。
変な合い駒なら6筋の成金を取ってしまえば後手陣は安泰だし、角を合い駒にすれば、同角と取った後、龍を活用できるし、これなら自分でも先手玉を捕まえられそう。
序盤からずっと優勢で上図でも2000点超えてるのに、このヘボい終盤は・・・。
ひどく反省しました。
結果は時間切れで負け。
あと切れ負け将棋ばかりやっていて思ったのですが、やはり道場行ってリアル将棋やらないとダメですね。なんだよ切れ負けって・・・。
24とか81道場でもいいんですが、人があまりいないので・・・。
あと熱量違うし。
ネット将棋は甘え!・・・とまでは言わないですが。
土日に久々、道場行こうかな。
【四間飛車急戦】5五歩への対応
四間飛車に対しては、よく急戦を用います。
たまに出てくるのが下記局面。
居飛車側が後手番のときに出てくる?先手番のときはないかも。
盤面は反転させてます。
居飛車の狙いは当然△6五歩ですが、そこで▲5五歩が飛車を5筋に回った理由。
角交換を拒否するために飛車を回った意味です。
これを△同角は当然▲同飛とするのですが、その局面は振り飛車が+400点ぐらいついてしまうので悪手。飛車厨だとしてもこれはやってはいけなくて、居飛車側は歩が伸びすぎていて、角の打ち込みに弱いという弱点があるのと、8筋の飛車があまり働かないです。
よってここは手抜いて△8六歩と飛車先の歩を突いて一局。
▲同歩ならそこで△6六歩。
▲同角なら△5五角で一局。
形勢は互角ですが、これは今後忘れないための備忘録として残しておきます。
【練習将棋】終盤の受け
久々の24にて。
玉頭銀+穴熊対急戦の将棋。
後手番が自分です。
形勢は終始後手優勢で進み、最終盤で先手が▲2一飛成としたところ。
このとき、後手は金銀の要塞に守らているし飛車を取れば、先手玉はほとんど受けなしなので自分の勝ちは揺るぎないと思っていました。
ところが先手が龍を切ってきて下図の状況。
この局面は後手優勢ですが、問題は何を合い駒するか。
自分はノータイムで金を合い駒にしてしまいましたが、これが大悪手で後手玉に詰みが生じてしまいました。
上図から
▲同馬△同玉▲6三金△同玉▲7五桂△5二玉▲6三銀△4一玉▲5二金△3一玉▲3四香△3三歩▲4二金△同玉▲3三成銀△5一玉▲5二銀打までで詰んでいるんですね・・・。
上図局面から▲3二金の筋ばかり読んでいて、この局面が先手勝ちだとは気づきませんでした。
どうやら金を合い駒に選択したのが悪く、飛車合いなら詰まなかったようです。(角合いも後手玉は詰み)
しかしいくら優勢だからと言って、ここで飛車合いは選択しづらいので、そもそも後手優勢の局面から、この局面になってしまうことに問題がありそうです。
ということで一番初めの図に戻って、
先手の狙いを読んで角筋を止めるのが一番安全な勝ち方のようです。
結果的には相手も詰み筋に気づかず、自分の勝ちになりましたが、持ち時間もまだ余っている状況だったので、こういうのをしっかりしないといけないですね。
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【ゴキゲン中飛車】超速に対する△5六歩への対応
まずは超速の基本図。
ここから△5六歩を仕掛けるとどうなるか。またその対応。
歩交換から3筋の歩を守るのが大事。
こうしておけば角交換からの△5五角もありません。
7筋の歩を取ってきたら角交換から▲5四角(▲6五角も可)で先手成功。
先手+300ぐらい(技巧2)。
次に銀対抗から△5六歩の場合の対応。
これが中々、難しい。
▲同歩△同飛となって▲6八銀と玉の脇を締めるのが、良さそう。
ここで△7六飛なら▲7七角か▲7七銀の二択ですが、どちらを指しても難しそうで一局。▲7七角なら持久戦で固め合いになって、狙いがはっきりしないので、個人的には▲7七銀のほうが好み。
▲7七銀型なら▲7九角と引く手があるので、2筋~3筋から仕掛ける狙いがはっきりしています。
これで先手+250ぐらい。
ただ玉は薄いので好みは分かれそう。
ちなみに△5六飛と逃げたら▲5五歩で飛車を捕獲できます。
上図で△5五同銀なら▲4五銀で飛車を捕まえられます。
ちなみに△5六飛型のままなら、どこかで飛車角交換に転じる手筋があります。
下図がそれで、▲2四歩~▲2二歩が手筋。
上図から△同角▲2四飛△3二金▲2二飛成△同金▲6五角といった形で攻めます。
この手筋は△5六飛型ならいつでも決行できますが、王手にならないように玉の脇を締めておいて、隙あらば決行するのが手堅いかなと思います。
ちなみに△5三飛としてきたら、手順に▲3七桂とすれば、将来取られそうな桂馬を使いながら▲4五桂を使えるので先手有利になります。
△5六歩に対するポイントは
・5筋に歩を使って守らないこと(相手のいいなりにならない)
・飛車が素通しで怖そうだけど、成られなければOKと考える。
・どこかで▲6五角を狙う。