【感想戦】対四間飛車穴熊
久々将棋。
平日は疲れてやりづらいので。
しかし今回は序盤に変則的な出だしで上図になり、▲3六歩を決めていることもあって、急戦でいいやという発想。
あと指し慣れているというのもある。
ただ本当は持久戦(銀冠)にしたかった。
まずポイントの局面は上図でここであっさり▲8八角と引き上げたのが損。
ここは▲4四歩が入る。
後手は飛車と角の位置関係が悪く、角を取っても▲4三歩成が激痛。
また△4四同銀or△4四同金としても角を切り飛ばして、4三に金駒を放り込めば優勢だった。
本譜はこの金上がり自体があまりいい手に見えなかったので、角を引いておいても十分だろうと考えて引いた。
上図から▲8八角なら+120。▲4四歩なら+500。
本譜のハイライト。
この局面は相当いいと思っていたけど、それは楽観で+300ぐらいしか本当はなかった。
というのもここで▲4五桂が良いと思っていた。
しかし▲4五桂としても後の▲5三桂成には△6四角の切り返しがあるのを見落としていた。
なので上図では▲4五桂ではなく▲2四飛とし、△2三歩に対し、じっと飛車を引いておいてよい。
先手は飛車は成れないが、後手の飛車が動けばいつでも敵陣に侵入できるので、そんなに急ぐ局面でもなかったっぽい。
結果は勝ち。
穴熊に対して急戦は薄すぎて、右辺で相当なポイントを上げないといけないのがキツイ。
持久戦やりたいけど、経験値が少ないのでもっと指さないとなー。