詰将棋
日課にしている詰将棋。
現在は7手詰めを中心に解いています。
そのトレーニング方法を少し。
将棋の練習方法としての詰将棋
将棋の練習方法には詰将棋、棋譜並べ、実戦、手筋、必至・・・いろいろあるのですが詰将棋は基本中の基本になるとどこでも言われます。
詰将棋が将棋のトレーニングとして最適かどうかは、正直怪しいと思っていますが、僕は詰将棋が好きなので毎日解くようにしています。
プロの先生も薦めているので将棋のトレーニング方法に迷ったときは、とりあえず詰将棋をやるのがいいと思います。
何手詰めから始めるか
将棋を全く指したことない人なら1手詰めから始めていいと思います。
ただ1手詰めは簡単なので将棋のチュートリアル的な扱いにして、本を1冊読破したら3手詰めに移行していいと思います。
おすすめはこれ。
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3手詰め
1手詰めが終わったら3手詰めを解きます。
将棋始めたばかりの人は3手詰めはかなり苦戦すると思います。
もしわからなければ解答を見ても構いません。
とにかくどうやったら詰むかの感覚をつかみます。
おすすめはこれ。
ハンドブックシリーズはとてもおすすめです。
中段玉が少なく『玉は下段に落とせ』からの詰み筋を学べます。
より実戦的な形で、簡単な詰将棋をしたいなら高橋道雄先生の本もおすすめです。
一通り読破したら5手詰めに移行したいところですが・・・。
多分1周したぐらいでは5手詰めは難しすぎると思うので、2~3周上記の本を読破してください。僕は3周はしたと思います。1日の解く量は大体20~30問ぐらいでしょうか。1周すると2周目からは驚くぐらい早く解けるようになるはずです。
5手詰め
3手詰めが一通り解けるようになったら5手詰めを解きますが、5手詰めは3手詰めよりはるかに難しく感じるはずです。初めのころは全然ページが進まなかったので、3手詰めと平行して解いていました。大体1日3手詰め12~18問、5手詰めが8問ぐらいを目標に解いていました。休日は多めに3手詰め24問、5手詰め12問ぐらい。
ハンドブックシリーズが難しいと感じるなら高橋道雄先生の本から始めるといいかもしれません。こちらのほうが簡単。
5手詰めも3手詰め同様、1周すると大分慣れます。
慣れたら3手詰めは卒業して5手詰めだけを解いていました。
1日24問ぐらい。
5手詰め解いてた期間は長く、下記の本を読んでいました。
爽快5手詰めと中田先生の本は難しめ。
ハンドブックシリーズを一通り解いてからでいいです。
7手詰め
そして7手詰めです。
5手詰めが解けると7手詰めも結構解けます。
1日12~24問ぐらいを目標に解いていました。
現在のトレーニング方法
現在は7手詰めも解ける自信がついたので9手詰めをやろうかと考えていますが、9手詰めまで行くと途端に本が少なくなります。
今まで本に頼りきっていたのでどうしようかと考え中です。
とりあえず北浜先生の本を読んでいます。
この本も簡単な7手詰めから始まるので7手詰め始めにはお勧めの本です。
詰将棋解き始めは1日に何問解けるかを目安にやっていましたが、ある程度慣れてくると解くスピードがどんどん上がってくるのでトレーニングの効果が薄くなってきます。
なので慣れたら時間制でトレーニングするのがいいと思います。
僕は大体平日40分(通勤時間)、休日1時間解いています。
実戦を意識して30秒~1分で1問解く!みたいな練習もあると思いますが、面倒くさいのでとりあえず大まかな制限時間を設けている感じです。
詰将棋の効果
正直これがさっぱりわかりません。
あるような気もするし、もっと効率的な方法があるような気もします。
個人的には定跡を覚えるのが一番将棋が強くなると思います。
僕は詰将棋が好きなので毎日解いていますが、嫌いな人はやらなくてもいいと思います。
詰将棋をやっていると実戦で詰みがありそうな局面で、すごい集中できるのでそれがすごく楽しいです。反対に自分が詰まないと思っていて相手に綺麗に詰まされたときは、詰将棋レベルでも負けていると負けを2回も味わえます。
11月の成績とか。
近況
気づけば将棋を初めてもう1年以上経っていたんですね。
当初の計画ではすでにウォーズ二~三段、道場では1級~初段という予定だったのですが、そんなにうまくはいきません(当然)。
仕事も本格的に忙しくなりそうなのでまったりやっていきます。
11月の戦績
10月~11月にかけてぐっと勝率が上がりまして、二段ぐらいの相手ならいい勝負ができるぐらいの感じでした(三段様は無理)。
9月の戦績がひどいのですが、なぜ急に良くなったかはよくわからないんですよね。
自分が強くなっている理由をちゃんと理解していないといつ弱くなってもおかしくないので、本当はこの理由をはっきり言えないといけないのですが。
変えたことぐらいといえば以下の勉強を取り入れたり、変更したことでしょうか。
1.詰将棋の勉強法を解答数制から制限時間制に変更
2.定跡勉強を毎日1時間程度行う
3.お風呂の中で将棋世界を読む
上記が要因なんでしょうか。よくわかりません。
最近の勉強
変わらず詰将棋+定跡研究を中心にやっています。
新しい要素を取り入れたりということはあまりやっていないです。
とりあえず定跡を知らなさすぎるので居飛車、振り飛車問わず本を読みまくってます。
今は横歩取り(急戦)と石田流急戦について勉強しています。
相掛りも勉強したいのですが、それは追々。
ウォーズ初段になりました。
やっと初段になりました。
マジで遅すぎ・・・。
過去の記事を見ていたら4月20日に1級に上がったので、そこから7カ月!?も伸び悩んでいたことになります。
はー昇段できてよかった。
これからも二段、三段目指して頑張ります。
※また出張で家を留守にするためその間ウォーズできるかわかりません。
先週持って行った糸谷先生と斎藤先生の本は読破しました。
とても面白かったです。
10月の戦績と最近の練習方法について
戦績
10月の戦績を載せておきます。
そういえば9月の戦績を載せていなかったですね。
10月は戦績がいいですね。
対局数自体が少ないのは序盤定跡とかを集中してやっているのと、道場に行きだしたからでしょうか。
あと仕事が忙しくなってきたというのもあります。
対して9月は悪いですね。
大分伸び悩んでいる感じはありますが、10月が良かったので少しだけ成長してます。
現在の戦績。
ちょっと前まで3切れもやっていましたが、今はやめて10秒将棋+10切れが中心です。
そしてまだ1級です。
いつまで1級にいる気でしょうか。
それでも現在の達成率は過去最高なので、少しは棋力伸びてるんですよ。
本当に亀ペースで強くなってます。
最近のトレーニング
・7手詰め×15~20問前後
・次の一手×20問(基本手筋コレクション)
・ひと目シリーズ×30問(手筋 or 寄せ or 端攻め or さばき)
・ウォーズ3局~5局
基本的には上記内容。
詰将棋は何問解くかというより「1時間詰将棋をやる」という風にしています。
詰将棋は解けば解くほど解くのが早くなってしまうので、時間指定でトレーニングしたほうがよさそうです。
平日は通勤時間(40分ぐらい)、休日は1時間と決めてやっています。
棋力認定で躓いて級が低いですが、昇級できるように奮闘中です。
定跡研究
相変わらず角交換振り飛車対策を進めています。
読まなければいけない本は家に山積みです。
あと1週間以内には読み切れそうです。
11月のスケジュール
11月は仕事の関係で2週間は家にいないという状況になりそうです。
ウォーズはできると思いますが、定跡研究は進まないでしょうね。
この期間に棋力が落ちないか不安です。
鬼殺し対策
週末に道場行ったんですけど、その時に受けた戦法『鬼殺し』。
ウォーズでもたまに受けることがあるのですが、ろくな対策せずに放置してました。
ところが道場でこの戦法に負かされて、しかもその対局者がすごいマナーの悪い人だったので、ムカついて対策進めました。
そしてできた定跡ファイル。
とりあえず鬼殺し対策の基本的な手順は覚えましたが、忘れたらこの定跡ファイルを参照しようと思います。
以下書籍を参考にしました。
奇襲振り飛車戦法?その狙いと対策? (マイナビ将棋BOOKS)
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ポイントを以下に。
※先手が鬼殺し想定。
1.飛車先の歩交換は行わないこと。
2.▲7七桂に対しては△6四歩と桂馬の出所を消すのが明快。
3.古くからある定跡を参照するなら▲7七桂に対し△6二金、▲6五桂に△6四歩。角交換後の▲5五角は△6三金で受かっている。