指す順位戦A2 1回戦 vs秋休みさん戦
今期からネット棋戦の指す順位戦に登録しました。
24のレートは大体1800~1900の間で、自分はA2クラスになりました。
周りの人のTwitterアカウントを見るとみんな強そう・・・!
最近将棋サボり気味の自分が1勝できるかすら怪しいですが、楽しんで指したいです。
1回戦は秋休みさん戦。
相手がどのような戦法を使うかわからないので(検索する方法ある?)、出たとこ勝負で。
対局前は指しもしないくせに中飛車の本とか読んでました。
自分は端玉銀冠を採用。
佐々木大地五段が使用する戦法で、この前の対橋本戦でも使用しているのを見て採用しました。ただどういう風に指せばいいかは全く理解していなく、いつもは穴熊かエルモにするのですが、まあやってみるかと思い採用。
後手番だし相手についていけばいいやと思って、上図。
形勢は互角。でもどう指せばいいかはよくわかっていない。
何指せばいいかわからず、時間だけがどんどん減っていったので5筋から、えいや!と開戦。ただ相手も時間を使っていたので、自分から開戦してくれたのは良かったと思われたかも。相手の▲7八歩が読んでいない手で桂馬を渡すのを防ぎながら、角成を防いだ好手。
香車は取れそうですが、香車だけでは攻め味が薄く、是が非でも桂馬を取りたかったのですが、結局この後の展開でも桂馬は取れず、攻め駒不足に。
最大の敗因は自玉の堅さを理解していなかったこと。
金銀の枚数は先手と変わらないですが、▲4一銀や▲3一角と引っ掛ける手があって、低い穴熊のほうがやはり堅い。
また先手は桂香をすぐ取ってくるかと思ったのですが、ギリギリまで保留して、龍を5筋で威張られているのが痛かった。
これで後手からの厳しい手を封じていて、見た目以上に先手玉は堅く遠い。
相手の大局観が完全に自分を上回っており、良い所なく負けました。
初戦は残念ながら負けてしまいましたが、全くダメだという感じもしなかったので、まずは1勝を目指して次の2回戦に臨みたいと思います。
GW将棋練習1日目(2020/4/29)
久々更新。
将棋は棋譜中継をみるだけの観る将をやってました。
せっかくのGWですが、コロナ(日本政府?)のせいで外出できないので、久々に将棋トレーニングに励みます。
1日どれだけ将棋練習したか記録するので、たまたまこれを見た人の刺激になればと。
ちなみに今の棋力はウォーズ二段ぐらいです。
①棋譜並べ
平成29年度将棋年鑑より
・同上 近藤誠也vs豊島将之
・同上 近藤誠也vs久保利明
・同上 羽生善治vs近藤誠也
②棋譜鑑賞(将棋中継アプリ)
③定跡本(よくわかる雁木)
盤に並べながら読む
・第3章 相雁木
・第4章 相雁木右玉
④詰将棋(5手詰めハンドブックⅢ)
・52問
⑤対局
・将棋倶楽部24 3局
【棋譜並べ】羽生vs佐藤 全局集
第75期順位戦 澤田真吾六段vs飯塚祐紀七段 痛恨の錯覚
2016年のB級2組順位戦より、澤田真吾六段vs飯塚祐紀七段。
上図▲2二銀が失着で後手玉に詰みはない。
正着は▲2五桂で△同歩▲2二銀なら詰みがある。
▲2五桂△同歩の交換をいれたのは上図から△同玉▲3二角成△同銀▲同金△1二玉の時に▲2四桂と打てるようにしている。これなら先手勝ち。
というわけで後手の飯塚七段が勝ったと思いきや下図。
これで後手の飯塚七段投了。
しかし上図は後手玉に詰みはない。
上図から△1三玉▲2五桂打△1二玉▲3四馬△2一玉▲4三馬△1二玉▲3四馬・・・・となって連続王手の千日手で先手の負けとなる。
消費時間を見ると先手は秒読みだが、後手は8分残している。
後手痛恨の錯覚。
【次の一手】第30期王位戦 森けい二王位vs谷川浩司名人
第30期王位戦 森けい二王位vs谷川浩司名人の第一局は後手中飛車。
先手が谷川で局面は先手優勢。
次の一手は優勢持続するために重要で、将棋のセンスが問われる。
ここで▲4四香は先手のポイントをすべて吐き出す大悪手。
△4二歩と受けられて先手の攻めのスピードが上がっていない。
先手陣は一見安全そうではあるが△2八飛~△3六馬となるだけで、途端に危なくなる。
先手優勢なのは間違いないが、後手も美濃囲いでしっかりしている。
正着は▲4七香で次の▲4四歩がどうしても受からない。
一見直接打つのが厳しそうでも、次にさらに厳しい狙いを秘めた手を狙うというのが、将棋のコツかもしれない。
関心しっぱなしです。