角換わり後手速攻
最近、テレビゲームばかりやって将棋疎かでした。
ちょっと練習。
角換わり腰掛銀が好きでよく指します。
課題局面は下図。
先手が自分で後手が桂馬を跳ねて速攻してきたところ。
こういう手を指されるとムキになってしまうのは僕だけじゃないはず。
ところがこの攻めは成立していて、すでに後手が指しやすいです(技巧2:後手120点ぐらい)。
後手から8筋の歩を交換されて下図。
これで後手+250点ぐらいなので後手の作戦勝ち。
7筋の金を守っているが飛車だけなので、飛車を動かすことができません。
技巧2の読み筋は▲5八飛△8六歩▲同歩△同飛▲8七歩△8一飛。
これは7筋の歩を取られてしまって先手不満なので指す気がしません。
ちなみに、上図は先手が自然に応接しているようにも見えるのですが、▲8七歩では▲8八歩のほうが良いようです。
理由は▲6八玉としたときに△8八歩が入るからです。
▲同金なら△7九角が痛打で後手優勢。
これを防ぐための▲8八歩ですが、その局面でも後手+100ぐらいなんで、先手としてはその前の局面で改善点があります。
この局面が改善ポイントで▲3七桂などと悠長なことをやっていては、上図のような局面になり後手作戦勝ち。
ここでは▲6六歩と桂馬の飛んでくるのを未然に防ぐ一手だったようです。
それでも△6五歩としてきたら?
先手は振り飛車にして応接。
これで先手+300ぐらいなんでこれは先手が指しやすいようです。
この後、先手は玉を右側に寄せていけば良いです。
ということで△6五歩は疑問手で、後手は△6三銀と普通の腰掛銀を目指すことになりそうです。
角換わりは駒組の段階から細かく難しいですね。
この速攻をやられたのが2度目なので気になって調べました。
良い課題局面がえられましたね(結果はボロ負け)。