将棋はじめました。

2015年10月開始。現在の棋力はアマ二段。

【感想戦】角換わり腰掛銀

24から。

最近は早指しばかりで・・・。

15分+30秒将棋もやりたいけど、相手がいない。

やはり長めの将棋をやるなら道場行くしかないのかなー。

 

今日は角換わり腰掛銀の後手番。

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形とばかりに飛車を回ったけど、これは悪手。

この形は▲4八金+▲2九飛型だから成立するのですね。

上図の形だと△同飛と取ったときに金に当たらないと▲5一角の切り返しがあり、後手は収拾困難になる。覚えましょう。

飛車は回らずに△6五歩が正着。

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後手が優勢になった局面。

ここで先手の右金が離れ駒になっているのが、大きい。

本譜もこの金が狙われるが、ここで△6九角が鋭手。

△6九角は手筋でもし取られる心配がないなら、ここに角を置いておくのはいいとは知っているが、逆に角を狙われる展開になればひどいので、難しい。

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上図が決断の局面。

後手が相当良く、ここで馬を逃げても良い。

だけど一気に決められそうなときは一気に決めたい。

上図からの読み筋は△同馬▲同玉△6九角▲7八銀△8六飛▲同玉△7八角成で寄り。

本譜もその通りに進み、最善だった模様。やったぜ。

相手のミスに乗じたとはいえ、最後は鮮やかに寄せが決まって満足。

良い一日でした。

【感想戦】対矢倉(左美濃急戦)

24から。

先手の矢倉に対し、左美濃急戦で挑んだ。

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後手が自分。

いつもは△5二金型だけど、左美濃急戦の本を読んだし、ちょっと趣向を変えて△6二金+△8一飛型で挑む。

左美濃急戦は後手が攻める展開になるけど、切れる可能性が高い攻めなので、低級者にも余裕で負けられる戦法。

本局はどうか。

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5筋を通したい後手と止めたい先手の構図。

途中までずっと互角だったが上図の手があまりよくない。

後手の狙いとしては先手の金銀と飛車を交換して角を捌きたい。

2筋に嫌味をつけられていて怖いが、△4四角~△2六歩があるので、一応受かる形ではある。

なのでどうしても5筋を通したいと考えている。

だが上図では5筋を止めるのではなく▲8七金とすれば角道が通っていても、先手に怖い所がない。

なので上図は△2五歩でよい。

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上図はチャンス局面。

自分はこの手筋を知らず(考えもせず)、普通に指してしまったが、ここでは△8六飛がある。

△6六飛~△2七銀を狙いにしており、これは後手が+1400はある。

△2六歩の効果は飛車道を止めるだけでなく、金駒が入る状況なら飛車を取り返す手があるのか。

この手筋は覚えておこう。

もちろん先手陣より後手陣のほうが固いのでできる技です。

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後手が桂馬を打った局面は悪手。

上図の狙いは次に△6七馬だが、桂馬を渡す▲2三桂とする手があった。

なので後手は桂馬を渡さないか、△3三桂とするか、△6二金としてと金を外して、銀をそっぽに行かせることで自玉の狭さを緩和することが必要だった。

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上図は先手の敗着。

多分、上図は先手の見落としだと思うが、何を狙っていたかは不明。

上図の前に△6三香が自慢だと思っていたが(▲同とは△6三金)、やはり△2三桂がどこまでいっても厳しい一手だった。

 

本局は▲2三桂が見えておらず楽観していた部分もあったのが反省。

序盤から中盤にかけて、ずっと500点以内の将棋だったので、非常に難しかった。

途中何度も飛銀交換を挑む筋があり、後手優勢に進める局面があったので、もっと指しこなして局面を把握できるセンスを磨かないと。

 

 

左美濃急戦最新編読了

読み終わった。

 

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将棋世界 2018年6月号

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次読む本。

 

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 特に狙いがあるわけではなく、すぐ近くにあったので読む。

【感想戦】対四間飛車穴熊

久々将棋。

平日は疲れてやりづらいので。

四間飛車穴熊に対して急戦。

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厳密にいうと四間飛車穴熊に対して急戦は損な作戦。

しかし今回は序盤に変則的な出だしで上図になり、▲3六歩を決めていることもあって、急戦でいいやという発想。

あと指し慣れているというのもある。

ただ本当は持久戦(銀冠)にしたかった。

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まずポイントの局面は上図でここであっさり▲8八角と引き上げたのが損。

ここは▲4四歩が入る。

後手は飛車と角の位置関係が悪く、角を取っても▲4三歩成が激痛。

また△4四同銀or△4四同金としても角を切り飛ばして、4三に金駒を放り込めば優勢だった。

本譜はこの金上がり自体があまりいい手に見えなかったので、角を引いておいても十分だろうと考えて引いた。

上図から▲8八角なら+120。▲4四歩なら+500。

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本譜のハイライト。

この局面は相当いいと思っていたけど、それは楽観で+300ぐらいしか本当はなかった。

というのもここで▲4五桂が良いと思っていた。

しかし▲4五桂としても後の▲5三桂成には△6四角の切り返しがあるのを見落としていた。

なので上図では▲4五桂ではなく▲2四飛とし、△2三歩に対し、じっと飛車を引いておいてよい。

先手は飛車は成れないが、後手の飛車が動けばいつでも敵陣に侵入できるので、そんなに急ぐ局面でもなかったっぽい。

 

結果は勝ち。

穴熊に対して急戦は薄すぎて、右辺で相当なポイントを上げないといけないのがキツイ。

持久戦やりたいけど、経験値が少ないのでもっと指さないとなー。

 

【感想戦】対ゴキゲン中飛車その2

24から。

本日2局目はまたもや対ゴキゲン中飛車

 

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はじめこそゴキゲン中飛車の出だしだったが、角道を相手が止めてきた。

これたまにやってくる人がいるんだけど、一つの形として認識されているんだろうか。

角道止めるなら初めから角道止めたほうが変わった形にならなくて得だと思うんだけど。

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歩交換から7筋の歩をかすめ取られたが、後手は手損なので先手に不満はない。

このあたりの形勢は昔は歩を取られて気に食わないと思ったけど、今は不満なしと思っている。前はゴキゲン中飛車が苦手だったけど、今は怖くないと思えているし、それが成長かも。

上図は先手+500で良し。

ここで▲5八金が自分の差し手だけど、技巧先生は

▲3五歩△3二金▲3四歩△同銀▲5三歩を示した。

最終手▲5三歩は△同飛なら▲5五銀左が調子がいい。

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うわー。かっこいい。

しかし本譜との差を考えると、この攻めが有利を持続するやり方だったようです。

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本譜はより陣形を整備して満を持して仕掛けたつもりだったが、相手にも堅陣に構えられている。

これでは手得した意味があまりなく、悠長だったよう。

しかも上記の攻めは△同歩▲同銀△3四歩に▲2四歩が効かない攻めなのです。

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普通に攻めると上図のようになり、これは先手失敗。

なので満を持して攻めたつもりが攻めとして弱かったよう。

その後の展開は相手にミスが出て飛車銀交換になり、万全の態勢で寄せて勝ち。

手得しチャンスがあるなら相手に陣形整備される前に攻めれるか考えたほうが良いですね。

 

 

【感想戦】対ゴキゲン中飛車

24から。

後手が早々に5筋の歩を切ってきて乱戦に。

歩を叩いてきて、どう対処するかの分岐で間違える。

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上図は先手が指しやすく、自分もそう思っていた。

▲同飛は△2八角なので△同銀と取る。

そんな簡単な罠にはかからないぜ・・・。

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この手が全く見えていなかった。

これで先手の有利は吹っ飛び、以下は苦しい形勢。

この手見えてないとかやばない?これで二段とか、雑魚かよ。

ただソフト的には後手有利とまではいかないらしく、難しい形勢らしい。

しかし先手からすれば駒損確定なのでやはり不利でしょ。

 

以下スーパー粘ったけど粘り足りない局面もあってダメ。

形勢が不利と認識したらひたすら粘ってチャンスを待つことを覚えんきゃ。

まあとにかくぬるかったです。

 

 

【感想戦】対青野流

24から。

横歩取り後手番対青野流です。

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前回の感想戦で出て来たらやろうと書いた局面。

前回は△7四歩~△7三桂でしたが、今回は△5五角。

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しかし中住まいにするのを忘れていた。

今度は忘れないようにしよう。

 

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後手問題の局面。

飛車成を受けるためには3択。

①△2二銀

②△2二歩

③△2三歩

正解は②△2二歩で先手は▲6五桂が切り札で、ズバッと▲4四飛とされたとき、▲6五桂+玉のコビンが空く展開をどうみるか。また2筋も絡めて攻められたときに△2二歩が固いということでしょう。

たしか青野流で△2二歩の受けは手筋であったなーと見直して思い出しました。

上図は先手+400over。

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ただ相手もミスってくれて、上図は後手優勢。

ここで第一感は当然△4九角成だが、先手が金を持っているので△4七金は寄らないと思っていたけど、実は寄っていた。

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上図の局面で△6九飛で先手詰み。

こんな簡単な手が読めていないんだから終盤がヘボい。

ここで金を打たれて寄りはないと打ち切ってしまうのも弱い証拠。

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終盤は泥沼化して上図は後手勝勢。

ここで△5三銀が敗着で、後手の馬が抜かれるのを軽視していた。

ここは△5五玉が正着で、△3三角成が厳しいように見えるが、そこで△6四玉と戻れば、▲5五桂がいない状況になって後手玉が少し安全になっている。

再度▲4二馬ならそこで△5三銀とすれば、単に△5三銀と打つより、すごい得している。

結果は残念、終盤ヘボでまだまだ鍛錬が必要です。